300人超が下痢や嘔吐等…ノロウイルスによる集団食中毒で弁当作った仕出し業者に家宅捜索 食品衛生法違反の疑い
岐阜県岐南町の仕出し業者が提供した弁当で集団食中毒が発生した問題で、警察が食品衛生法違反の疑いでこの業者を家宅捜索していたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
岐南町の仕出し業者「バイパス給食センター」が提供した弁当でノロウイルスによる集団食中毒が発生し、300人以上が下痢や嘔吐などを訴えています。
このうちセンターが提供した弁当を食べた40代の男性が、3月1日に死亡しています。
男性は食中毒とみられる症状を発症し、ノロウイルスが検出されていますが、死亡との因果関係は分かっていません。
警察が、食品衛生法違反の疑いでセンターの事務所を家宅捜索していたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
調理体制に問題がなかったかなど、押収した資料から詳しく調べています。