
名古屋市と愛知県豊橋市を結ぶ国道23号「名豊道路」が2025年3月8日、全線開通しました。信号がなく名古屋から豊橋へ約1時間で移動できるとされていますが、スムーズに流れることが前提になっています。
名豊道路は総延長72.7キロのうち、西尾東ICから東を中心に41.4キロが片側1車線です。
この片側1車線が片側2車線になるとどれほど効果があるかといいますと、実はこんなデータがあります。

2016年に、安城市の藤井ICと西尾東ICの4キロが片側2車線に拡幅されました。その結果、豊橋方面は開通前、最大24分だったのが15分と最大9分短縮されました。また名古屋方面も開通前、最大34分だったのが、開通後15分と最大19分短縮も短縮できたということです。
名豊道路もゆくゆくは全線4車線化の予定ですが、現在は豊橋の大崎ICから野依(のより)ICの工事が行われているということで、まだまだ西尾、蒲郡あたりの混雑は続くことになりそうです。
【動画で見る】半分以上が“片側1車線”…名古屋-豊橋間を結ぶ『名豊道路』全線開通も各地で渋滞 4車線化はまだまだ先か