
名古屋市は、名古屋駅とささしま地区の間で長年検討してきた地下通路について、2032年度の完成を目標に整備する方針を決めました。
名古屋駅とその南側にある「ささしまライブ24地区」の間では、歩道の混雑解消のため2010年度から地下道の整備が検討されていましたが、河村前市長が難色を示すなどして計画が停滞していました。
構想から14年を経てまとまった基本設計によると、2032年度の完成を目標に笹島交差点の南側からおよそ300メートルに地下通路を整備する方針で、うち200メートルには動く歩道を設けるということです。
総事業費はおよそ295億円で、準備にかかる費用として2025年度の当初予算案に3500万円が盛り込まれています。
※画像は名古屋市提供
【動画で見る】総事業費は約295億円…名古屋駅と“ささしま地区”結ぶ約300mの地下通路 市が2032年度完成を目指し整備の方針