愛知県西尾市に、津波などの浸水被害に備えた県内2カ所目の防災活動拠点が完成し、2025年3月15日運用が始まりました。

 愛知県は南海トラフ地震などの発生に備え、県内の4カ所に「ゼロメートル地帯広域防災活動拠点」を整備していて、15日、2カ所目となる西尾市の拠点で運用が始まりました。

 開所式は愛知県の大村知事らが出席して行われ、運用が始まった真新しい防災拠点ではヘリコプターを使った訓練も行われました。

 整備された防災拠点は、高さおよそ3.5メートルの盛り土の上に作られていて、ヘリポートの他にボートの船着き場や簡易トイレや発電機などを保管する防災倉庫などを備えています。

 愛知県は、2027年度までに弥富市と豊橋市にも同様の拠点を整備することにしています。

【動画で見る】ヘリポートやボートの船着き場等も…『ゼロメートル地帯広域防災活動拠点』愛知県で2カ所目が完成し運用始まる