三重県志摩市の磯部町で工事が進められていた国道167号「磯部バイパス」が3月23日に開通するのを前に、16日、市民らを招いたウォーキングイベントが開かれました。

 国道167号の磯部バイパスは、志摩市磯部町の恵利原から五知までを結んでいて、その大半を占める全長およそ1.8キロの「おうむ石トンネル」の工事などが完了し、23日に開通します。

 開通を1週間後に控えた16日、市民らおよそ500人が参加するウォーキングイベントが開かれ、特別にレインボーにライトアップされたトンネル内を楽しみました、

 参加した子供たちは、「暗くて前が見えなかったけれど、ワクワクした」「いろいろな色のライトがあったからきれいだった」と感想を話しました。

 今回の開通で、伊勢市と志摩市を結ぶアクセスが向上し、観光面や災害時などでの効果が期待されています。

【動画で見る】伊勢と志摩を結びアクセス向上へ…国道167号『磯部バイパス』23日の開通を前にウォーキングイベント