
土地取引の目安となる公示地価が2025年3月18日に発表され、東海3県の商業地で明暗が分かれました。
愛知県の商業地の地価は、全体でプラス3.7%と4年連続で上昇しました。
最も上昇率が高かったのは、名古屋市千種区の今池ガスビルの14.2%で、周辺で高層マンションの建設が相次いでいることなどが要因とみられています。
岐阜県の商業地は県全体では0.6%の上昇となっていますが、2024年7月に岐阜高島屋が閉店した柳ケ瀬地区の地価は2.3%下落しました。
三重県の商業地は県全体では0.5%の上昇で、バスターミナルやオフィスビルなどの再開発が進む近鉄四日市駅周辺で、6.2%上昇しています。
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