岐阜県下呂市で2024年12月、消防本部の救急車がガードパイプに衝突・炎上し、隊員ら3人がケガをした事故を受け、下呂市は3月24日、再発防止のため救急隊員を4人増員することを決めました。

 2024年12月、下呂市萩原町上呂の国道で消防署に戻る途中の救急車がガードパイプに衝突し、救急隊員や医師ら3人がケガをしました。

 当時運転していた隊員は出動が重なり、ほとんど仮眠が取れない状態だったということで、下呂市は消防職員を4人増員し体制を強化することを決め、24日の市議会で職員数を定める条例の改正が全会一致で可決されました。

 採用試験を経て、実際の増員は2026年4月となる見通しです。

 市は2025年2月から、隊員2人が交代で救急車を運転する再発防止策を取っています。

【動画で見る】運転の隊員はほぼ仮眠取れず…医師ら3人がケガした救急車の事故受け隊員を4人増員へ 条例改正案を可決