
2025年3月24日、「マイナ免許証」の運用が始まりました。名古屋市天白区の運転免許試験場では切り替える人で行列ができましたが、一部の警察署でシステム障害も発生しました。
天白区の平針運転免許試験場では24日、免許の種類などをマイナンバーカードに登録する「マイナ免許証」の手続きの列に150人以上が並びました。
2枚持ちにした30代男性:
「もともとマイナンバーカードと保険証をひもづけしていたので、免許証もひもづけするとメリットがあるかなと思って、ちょっとお試しでやろうと思いました」
2枚持ちにした20代女性:
「講習をホームページで受けられるのは便利かなと思いました。不具合があった時に免許証もあった方が便利かなと思って、2枚持ちにしました」
住所変更の手続きが簡単になるなどのメリットがありますが、切り替えは任意で、マイナ免許証を選ばない人もいました。
免許証にした40代男性:
「まだデメリットの方が、(運用が)スタートしたばかりなので感じるかなと思っています。何かあった時に1本にすると、落とした時もそうなんですけど大変なことになるかなと」
心配されたトラブルは早速発生しました。
マイナ免許証の情報を読み取るスマホのアプリに不具合が発生したほか、愛知県警では免許証の個人情報を管理するシステムに障害が発生し、一部の警察署でマイナ免許証への切り替えができなくなりました。
【動画で見る】150人超が並ぶ行列に…『マイナ免許証』スタート 一部の警察署で切り替えできないトラブルも発生