三重県御浜町で2025年3月22日、大型バスが林に突っ込んで22人が死傷した事故で、三重県警は24日、運転手の死因は「病死」だったと発表しました。

 御浜町の国道で22日夜、夜行バスがセンターラインを越え道路脇の防風林に突っ込んだ事故では、運転手の橋爪悟司さん(57)が死亡、乗客21人がケガをしました。

 橋爪さんの死因について、三重県警は24日夕方、「病死」と発表しました。突発的な心疾患の可能性もあるということです。

 三重県警によると、事故現場に目立ったブレーキ痕はなかったということですが、現場のおよそ100メートル手前からハンドル操作を誤った可能性があることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。

 三重県警は24日、さいたま市にある運行会社に過失運転致傷の容疑で家宅捜索に入り、事故原因に加え会社側の安全管理に問題ないかなどを調べる方針です。

【動画で見る】突発的な心疾患の可能性も…22人死傷のバス事故 57歳運転手の死因は『病死』約100m手前からハンドル操作誤ったか