
本物の葉っぱを使った切り絵の展示会が、名古屋市千種区の星ヶ丘三越で開かれています。
会場には、SNSで人気のアーティスト・リトさんが、デザインナイフで1枚の葉っぱを切り取り、森の仲間たちの日常を描いた作品、およそ50点が展示されています。
リトさんはADHD=注意欠陥多動性障害で、“集中しすぎてしまう”という自身の特性を生かして細かく葉っぱを切り取っていて、葛飾北斎の冨嶽三十六景をオマージュした作品「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」は、波しぶきの模様が丁寧に表現されています。
ほかにも、泣いているウサギにそっと寄り添うクマやカエルたちが表現された「いつでも君のそばにいる2022」も展示されています。
展示会「リト@葉っぱ切り絵展」は、3月31日まで開かれています。
【動画で見る】“過集中”という自らの特性生かす…本物の葉っぱを使った切り絵の展示会 人気作家・リトさんが手がけた約50点