三重県伊賀市で2025年3月27日、枯れ草から山林にも延焼する火事があり、およそ8000平方メートルが焼けました。枯れ草を燃やしていた70代男性がやけどをしました。

 警察と消防によりますと、27日午前11時20分ごろ、三重県伊賀市喰代で「林で火災が起きている」と消防に通報がありました。

 消防が出て、火は2時間半ほどで消し止められましたが、田んぼの「のり面」の枯れ草が燃えたほか、隣接する山林にも延焼し、あわせておよそ8000平方メートルが焼けたということです。

 この火事で、枯れ草を燃やしていた70代の男性が顔に軽いやけどをしました。

枯れ草を燃やしていた男性:
「(風は)強かったですね。風が舞って、火の粉が左右に広がった」

 警察は、野焼きの火が燃え広がったとみて調べています。

【動画で見る】野焼きをしていた高齢男性「風が強く火の粉が…」田んぼ脇の枯れ草が燃え山林にも延焼 約8千平方メートル焼損