2025年4月に開幕する大阪・関西万博を前に、三重県松阪市の近鉄伊勢中川駅で3月28日、テロ対策訓練が行われました。

 訓練は、駅の構内で刃物を持った男が現れた想定で、駅の職員が警察に通報、駆けつけた警察官が盾を使いながら男を取り押さえました。

 松阪警察署の上村祐介警備課長は、「ローンオフェンダーと呼ばれる過激化した個人によるテロも懸念されているなか、万博などが控えているので、官民が一体になって対策に取り組みたい」と話していました。

【動画で見る】「過激化した個人によるテロも懸念」大阪・関西万博を前に近鉄の駅で警察がテロ対策訓練 刃物男が暴れた想定