
物価高や賃上げのあおりを受け、東海3県の企業の倒産件数が過去10年で最多となりました。
東京商工リサーチによりますと、2024年度の東海3県の企業倒産件数は892件にのぼり、過去10年間で最多となりました。
業種別では飲食などのサービス業が295件と最多で、原材料費の高騰や賃上げ機運の高まりなどで影響を受けた中小零細企業で、資金繰りが悪化するケースが続出したとしています。
また、アメリカ政府の関税引き上げで自動車関連業の先行き不透明感が高まっているとしていて、今後、物価高や賃上げの負担に息切れした企業の倒産が相次ぐことへの懸念を示しています。
【動画で見る】物価高や賃上げのあおりで…企業の倒産件数が東海3県では過去10年で最多に 2024年度892件でサービス業が多く