相次ぐ特殊詐欺の被害を防ごうと、愛知県内のコンビニエンスストアでは、2025年4月から高齢者が一定額を越える電子マネーを購入した場合、すべて警察に通報する取り組みが始まりました。

 名古屋市緑区のコンビニで4月3日に行われた訓練では、10万円分の電子マネーを購入しようとする女性客に店員が声をかけ、警察に通報する流れを確認しました。

 愛知県内のコンビニでは、4月から一定額を超える電子マネーを購入した高齢の客がいた場合に、店員が原則すべて110番通報します。

 県内では2025年2月末の時点で、すでに特殊詐欺被害の総額が7億円を超えていて、警察とコンビニが連携を強化することで、被害防止を図る狙いです。

【動画で見る】高齢客の一定額超える電子マネー購入『原則全て110番通報』愛知県内のコンビニで詐欺被害防止の取り組み開始