東名高速をはじめ高速道路の料金所などでETCが利用できなくなっている問題で、ネクスコ中日本はシステムの改造作業が原因とみられることを明らかにしました。

ネクスコ中日本の中井俊雄取締役常務執行役員:
「大変申し訳ございませんでした」

 ネクスコ中日本は6日夜会見を開き、午前0時半頃から発生したETCのシステム障害について、5日に行った深夜割引の改定に向けたETCシステムの改造作業が原因とみられることを明らかにしました。

 システム障害の影響で、東名高速や新東名高速など、この地方では7日午前4時現在で、11路線50カ所でETCが利用できなくなっています。

 ネクスコ中日本は、不具合が発生したインターの入り口では通行券を発行した上で出口を開けた状態にし、料金は後払いとする対応をとっていて、復旧の見通しは立っていないとしています。