東名高速や新東名高速などで発生しているETCのシステム障害は4月7日、新たに長野県内の料金所でも確認され、影響は8都県に広がっています。

 ネクスコ中日本によりますと、6日午前0時半ごろから、関東や東海地方の高速道路の料金所などでシステム障害が発生し、ETCが利用できなくなっていて、7日には新たに長野道の松本ICなどでも障害が確認されました。

 7日午前11時半時点で、17路線106カ所でETCが利用できない状態が続いています。

 NEXCO中日本は、5日に行った、深夜割引の改定に向けたETCシステムの改造作業が原因とみられるとしていて、システムを改造前の状態に戻す作業を進めていますが、復旧のメドは立っていません。

 不具合が発生しているインターでは、通行券を発行するなどしたうえで出口を開けた状態にし、料金を後払いとする対応が行われています。

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