
2025年4月5日、愛知県豊田市のスーパー「えぷろん生鮮館浄水店」で購入したふぐを食べた40代の女性が手足のしびれなど、食中毒の症状を訴え、救急搬送されていたことがわかりました。
豊田市浄水町の「えぷろん生鮮館浄水店」で4月4日、ふぐを購入し、5日の夜、自宅で調理して食べた40代の女性が、およそ1時間後に脱力感や手足のしびれ等の症状が出て、救急搬送されました。
ふぐは、有毒部分を抜いた「身欠き」の状態で販売されていて、女性は、3枚おろしのふぐの肉をぶつ切りにし、唐揚げにして家族4人で食べたということです。
一緒にふぐを食べた家族3人には、症状はありませんでした。
運営会社の「えぷろんフーズ」では、この店を含め、いずれも豊田市内で「渋谷店」「リブレ元宮店」の3店舗で3月31日から4月5日までの間、合わせて47パック販売していて、商品の回収を呼びかけています。
ふぐの有毒部分は加熱しても毒がなくなることはなく、豊田市は「ふぐの有毒部分を食べると重篤な場合、呼吸停止により死亡することもあります。当該店舗で同様の商品を購入された方は絶対に食べず、購入した店舗にお持ちください」としています。
【動画で見る】唐揚げにして家族4人で…スーパーで買ったふぐを食べた40代女性が手足のしびれなどの食中毒症状で救急搬送