
岐阜県神戸(ごうど)町の小学校に通う男子児童がいじめを訴えていた問題で、調査していた第三者委員会に「いじめ」と認定されたことが分かりました。
神戸町の小学校に通っていた男子児童(10)は2024年6月、下校中に同級生から田んぼに突き落とされたり、腹を殴られたりした被害を訴え、町の教育委員会が第三者委員会を立ち上げ調査していました。
母親が4月8日の会見で明らかにした調査報告書によりますと、児童4人の行為を「いじめ」、1人の行為を「いじめの可能性が高い」と認定しています。
男子児童の母親:
「学校に助けを求めましたが、いじめというのがひどい状態にまで発展していったので、もっと保護者の声、子供の声を尊重して、しっかりした体制作りをしてもらいたい」
教育委員会は3月21日に第三者委員会から報告書を提出されましたが、総合的な判断で公表する予定はないとしています。
【動画で見る】同級生による「いじめ」と認定…10歳男の子が下校中に田んぼに突き落とされるなどの被害で第三者委