岐阜県岐阜市の「長良川鵜飼」が2025年5月11日に開幕するのを前に、4月17日、主役の鵜(う)の検診が行われました。

 検診は、自宅で鵜を飼う鵜匠の家を獣医師らが訪問する形で行われ、健康状態を1羽ずつチェックします。

 感染症予防のワクチン接種の場面では、注射針を嫌がる鵜を鵜匠が抱きかかえ、喉元を触ったり首を振るなどしてなだめていました。

杉山雅彦鵜匠代表:
「今年は特に万博とかありますし、海外からの方も多くみえます。日本の文化として鵜飼を広く紹介したいと思いますし、新しい時代に向けての一歩になれる年にしたいと思っています」

 長良川鵜飼の開幕は5月11日で、岐阜市は観覧船の乗船客数の目標を9万人としています。

【動画で見る】開幕まで約1カ月…長良川鵜飼で使う鵜の検診 鵜匠代表「万博もあり海外の方にも日本の文化として広く紹介したい」