
愛知県豊橋市の新アリーナの整備を巡り、長坂尚登市長は2025年4月22日、市議会で可決された契約解除を制限する条例改正の取り消しを求めて、名古屋地裁に提訴しました。
新アリーナ計画の中止を掲げる長坂市長は、推進派が多数を占める市議会が可決した「契約解除に議会の議決が必要」とする条例改正について、愛知県に審査を申し立てましたが大村知事は3月31日、これを棄却していました。
この結果を受けて長坂市長は4月22日、契約解除を阻止することが目的で「裁量権行使の逸脱または濫用にあたる」などとして、議決の取消しを求めて名古屋地裁に提訴しました。
長坂市長は「今後は裁判所において審理がなされるため現時点では審理の状況を見守りたいと思います」とコメントしています。
【動画で見る】新アリーナ問題は法廷へ…豊橋市長が市議会で可決された条例改正の取消求め提訴 県に申し立てた審査の棄却受け