新型コロナワクチンの接種について、基礎疾患のある人などの優先対象を除いた「12歳以上の子供たち」に、いつ接種が始まるのか、岐阜の見通しをまとめました。
このスケジュールは、予約状況やワクチンの供給量によって変わる可能性もあります。また、自治体によっては12歳から15歳の低い年齢にはまだ接種券の送付をしていないなど、10代の中でも年齢ごとに開始時期が異なる場合もあります。
本巣市・瑞穂市・関市・美濃市・川辺町・白川町・下呂市ではすでに始まっていて、岐阜市・笠松町・岐南町・東白川村・白川村でも7月中に始まる予定です。
8月上旬には、山県市・七宗町・御嵩町・大垣市・海津市・輪之内町、中旬からは坂祝町でも受けられる見通しです。
瑞浪市・安八町・神戸町でも下旬から10代への接種が始まる予定です。
富加町・池田町・大野町・関ヶ原町・恵那市・土岐市・高山市は9月以降の予定です。
北方町・美濃加茂市・可児市・郡上市・八百津町・揖斐川町・垂井町・多治見市・中津川市・飛騨市は未定としていて、羽島市・各務原市・養老町は調整中としています。
日本小児科学会は、「健康な12歳以上の子どもへの接種は意義がある」という見解を示し、接種の前から後まできめ細かい対応が必要なのでできれば個別接種が望ましいとしています。
ただ、子供は高齢者に比べて重症化リスクは低いものの、「副反応の頻度」は比較的高いことが海外の事例で示されているといいます。
接種を検討している家庭では、慎重に判断することが重要です。