過去3回の国政選挙の投票率は、全体では50%前後の推移です。この中で、10代・20代は、2016年の参院選では20代が30%台、10代が40%台でしたが、2019年の参院選ではいずれも落ち込んでいます。


 愛知県大府市では、若者に選挙に行ってもらおうと、ある取り組みが始まっています。

「選挙手帳」と呼ばれるもので、スタンプラリーのような空欄が並んでいます。そこに投票所に設置されたスタンプを押すことができます。ほかにも、投票率や政策の想いを自分で書き込むスペースもあります。

 大府市では、初めての選挙を迎える18歳にこの手帳を配布。人生でおよそ100回投票することを想定し、スタンプの欄は100個も用意されています。

コロナと経済、両対策に注目集まる…衆院選・各党の主な公約 「分配」については各党で“手順”に違い

 愛知県一宮市では、23日と30日の2日間、期日前投票所の一部で選挙権のある高校生が投票立会人を務めるということです。