名古屋駅近くの各所で10日夕方、一斉にイルミネーションが点灯しました。

 4万球のLED電球が輝く、全長12mのJRゲートタワー前のツリー。今年のツリーは白を基調として、テーマは「~真っ新な始まり/未来を彩る~」です。

 15分間かけて様々な色に変化していきます。ツリーの根元には、トナカイやサル、リスやフクロウなど森の仲間たちが集まっています。

 このイルミネーションは毎日17時から深夜0時まで輝き、クリスマス当日の24時まで続きます。

 イルミネーションはゲートタワーだけでなく、ミッドランドスクエアや大名古屋ビルヂングなどでも始まりました。

 ゲートタワーの北隣にある「KITTE名古屋」のツリー。全長13mで形は砂時計をイメージし、テーマはコロナ禍からの「再生」です。

【画像で見る】名古屋駅前のイルミネーション一挙紹介 ゲートタワー前のツリーは4万個の電球輝く

 大きなツリーにはたくさんの花が飾られています。これは、規格外のため出荷や販売ができず、廃棄処分される花たち。捨てられるはずだった花が主役になり「再生」しています。

 ミッドランドスクエアのテーマは「自由な心で境界を越えていく。」

 ツリーの上の方には帽子をかぶった女性がいて、ロングドレスを着た女性をイメージしています。

 このツリーを手がけたのは、東京オリンピックで日本代表の選手たちが着ていたジャケットを共同開発した、ファッションデザイナーの廣川玉枝さんです。

 このツリーの素材はニットで、レースのように編まれたニットがぴったりと張られています。縫製には「名古屋モード学園」の学生も参加したということです。表は緑ですが、裏地は赤い糸が使われていて、編み目からチラリと赤がのぞきます。

 名古屋マリオットアソシアホテルの15階のロビーで、宝石のようなツリーの中に輝くのは、スワロフスキーのクリスタルガラスです。

 光が反射して様々な表情が楽しめます。

 最後は大名古屋ビルヂング5階のスカイガーデン。

 メタリックをちりばめた壁が風に揺れて幻想的です。

 こちらは「映える」フォトスポットがたくさんあり、つり下げられた花のカーテンや…。

鏡の壁、さらに今年はディズニーなどおなじみのキャラクターも登場しています。