
名古屋名物「両口屋是清」の和菓子「千なり」がホテルとコラボし、「千なりルーム」が誕生しました。その驚きの世界観とは…。
この春、23年ぶりにリニューアルされた名古屋の名物和菓子、両口屋是清の「千なり」。生地を変え、あんこの量を2倍に。パッケージもかわいらしくなりました。

その「千なり」と、今年開業5周年を迎える名古屋ゲートタワーホテルがコラボし、「千なりルーム」が誕生しました。
名古屋JRゲートタワーホテルの担当者:
「こちらが両口屋是清さんとコラボした『千なりルーム』でございます。千なりのクッションを枕として使っていただいたり、パッケージをブランケットでご用意しておりますので、ベッドカバーとして。そして何よりのこだわりが、千なりのクッション。カバーは千なりの包装紙で、中身は新しい林檎餡が飛び出した千なりのクッションになっています。『餡』だけに安眠していただけると思います」
【画像で見る】両口屋是清とコラボ…名古屋駅前のホテルに“千なりルーム”「餡だけに安眠を」

名古屋の名物和菓子として、すっかりおなじみの「千なり」。その世界観が詰まった部屋になっています。
部屋の壁紙の一部も「千なり」のパッケージデザインに。いたる所に「千なりクッション」があり、湯飲みには両口屋是清のロゴも入っています。

さらに両口屋是清のスタッフが着用する法被も用意されていて、着て楽しむこともできるということです。

もちろん、味わうことのできる千なりも…。
ホテルの焼き印を押したオリジナルのウェルカム千なりに…。

チェックイン時にもらえるオリジナルの和三盆セット。

翌朝のおめざとして、オリジナルの千なりセットも。「小豆粒あん」、「抹茶あん」、さらには初登場となる「林檎あん」を加えた3種類が用意されています。

名古屋JRゲートタワーホテルの担当者:
「コロナの影響で私共のホテルでは、インバウンドのお客さまやビジネスのお客さまが減ったなどで稼働率が大変下がりました。また両口屋是清さんでも、お茶会の中止やお祝いの席の中止などが続いて、和菓子の需要が減ったと聞いております。そういった厳しい状況の中でも、両社で『名古屋を盛り上げたいね』という話になりました」

この「千なりルーム」、1泊の料金は開業日の2017年4月にちなみ、1部屋2万174円。期間は6月末までですが、すでに4月と5月の土日は予約でいっぱいだということです。