
ゴールデンウィークをどのように過ごしたのか、街の人に聞くと、運気アップを狙う中学生や夢をかなえる一歩を踏み出した人の姿がありました。
3年ぶりの行動制限なしとなったゴールデンウィーク。名古屋市中区の大須商店街で聞きました。

大学1年生:
「ゴールデンウィークはバイトをずっとやっていました。これのためにバイトで、iPhone12です。18歳になったので自分名義で、成人になったので新しく」
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4月1日から法律が変わり「18歳成人」となったことで、親の同意なしで入手できました。
大学1年生:
「めっちゃ嬉しいです、ホントに。これからは自分のお金で、バイトしてスマホ代を払っていこうと」
仲の良い6人組の中学生は…。
中学2年生:
「大阪の海遊館に遊びに行きました」
大阪の水族館や茶道など、充実した日々を送ったようです。
金に輝くお守りを肌身離さず身に着けているという子もいました。

別の中学2年生:
「運気を良くしていました。最近あんまりいいことがないから、家帰っていたら後ろから自転車がぶつかってきそうになったり。学校の帰りに転んだんですよ、ドブにはまった。家の手伝いとか家の掃除をして運気上がるかなって。朝、ゴミを捨てる時に一回外に出るから、朝の空気を吸えるからすごく気分がいいです」
ゴールデンウィークならではの、災難に遭った親子も…。
父親:
「テニスの大会に行きました、四日市に。この2人が出て」
愛娘2人がテニス大会に出場するため、父親の運転で向かっていたところ…。
父親:
「立て続けに何件も、伊勢湾岸で事故があったところにちょうど巻き込まれて。進まない、間に合わない、どうすると。ピンチとなって」

まさかの最大27キロの渋滞に遭遇。手に汗握るハンドルで会場を目指したということでした。
父親:
「ギリギリ間に合ったんだけど。(車を)降りて急いで間に合って、着いてすぐに、はい試合と。アップとかもせず」
果たして、試合結果は…。
娘:
「負けた」

忘れられない思い出になったようです。
名古屋市昭和区の鶴舞公園では、家族連れなどがのんびりと過ごす中、スーツケースを持つ男性が…。

打田さん:
「旅行じゃないです。ここで、無料で誰か来ないかなってやろうとしているんですけど、今から」
三重県鈴鹿市からやってきた打田和也さん(38)。会社員をしながら、夢に向かって邁進していました。
打田さん:
「画を書いて生きたいな…みたいな。コロナがあって、仕事がちょっと暇になってというのもありますかね」
打田さんは目や鼻、口など、その人の特徴的なところを際立たせて描くのを得意としています。

仕事の合間をぬって練習を重ね、ゴールデンウィーク中はプロから学び、この日初めて一般の人を相手に実践です。
観光で名古屋に来ていた男性(26)が体験に。鼻筋や優しい目が特徴の男性。書き始めること20分で完成しました。

男性:
「めっちゃ上手っすね。ありがとうございます。家に飾らせてもらいます」
それを見ていた女性も…。
女性:
「楽しいから、書いてもらうだけで。ほんとに笑顔になって」
打田さん:
「花は何が好きなんですか?」
女性:
「バラ。ひまわりも好き」
完成した画には、大好きな花も添えられました。
女性:
「好きなお花まで描いていただいて、いい思い出になった」

打田さん:
「こうやって練習しないと。喋るのと描くのと同時進行は難しいですね。本業は画にしたいので、それが目標」
新たな夢の第一歩に…。ゴールデンウィーク、それぞれの過ごし方がありました。