気温30度でも地面に近いベビーカーは“38度”…危険な『子供とペットの熱中症』“肉球”やけどの恐れも
日差しが強い日のことを「焼けつくような暑さ」ということがありますが、地面はまさに「焼けついている」状態になっているかもしれません。地面の熱さが靴底を伝わって感じることもあるかと思います。そのような日に特に気をつけて欲しいのが、子供とペットの熱中症です。
温度は地面に近いほど高くなります。アスファルトの場合、日差しによっては気温が30度程度でも地面は50度を超えてしまうこともあります。そのため、頭の位置が地面に近くなる子供や、ベビーカーの赤ちゃんは38度くらいの空気に包まれることになります。
加えて、子供は大人に比べて汗をかく機能が未熟なため、より熱中症になりやすいのです。
また、散歩をしているときのペットはアスファルトの上を裸足で歩くことになります。アスファルトは50度を超える温度ですから、最悪の場合、肉球をやけどする恐れがあります。ペットの散歩は夜に行うようにして、それでもまだ冷めていないようならできるだけ芝生の上を歩くようにしましょう。
もちろん、熱中症は自分自身の備えがまず大事ですが、お子さんやペットは特に危険な状態になっている場合があります。十分に気を配るようにしましょう。
出典:ウェザーニューズ