地元の神事が名前の由来…老舗和菓子店・兎月園の看板商品『みそぎ団子』餡包んだ団子に赤味噌と砂糖のタレ
岐阜県羽島市の老舗和菓子店「兎月園(とげつえん)」の看板商品「みそぎ団子」は、団子に味噌タレをつけて焼いた、羽島伝統のグルメです。
■赤味噌と砂糖のタレを付けて焼いた…羽島の名物グルメ「みそぎ団子」
岐阜県羽島市竹鼻町の、創業100年を超える和菓子店「兎月園(とげつえん)」。
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店の看板商品は、米粉の生地で餡を包んだ団子に、赤味噌と砂糖で作ったタレをつけて焼いた「みそぎ団子」(185円 8月末まで)です。
女将さん:
「団子の中に、小豆のこしあんが。最初に白いお団子を焼いて、それからお味噌を塗ってまた焼いてある。お味噌を焼くことで、中の餡と馴染む」
この「みそぎ団子」は、店を創業した初代が考案。6月30日に竹鼻町で行われる「みそぎ神事」で、この団子を食べると夏バテしないとされています。
「みそぎ神事」は、半年分の罪や汚れをはらい清め、夏を無事に過ごせることを願って行われます。
みそぎ神事に食べる団子のため「みそぎ団子」という名前になったといいます。
「みそぎ団子」は、羽島市民に愛される、町自慢のご当地グルメです。