若い世代ほど進まぬ“ワクチン3回目接種”…医師「人にうつすウイルス量減らせる報告も」接種の必要性を指摘
愛知県の年代ごとの3回目接種率は、高齢世代ほど高い数字ですが、30代より下の若い世代は50%を下回っています。政府も若者の3回目接種を呼びかけるなど、課題になっています。
若い世代に進まない3回目接種、感染症専門医で愛知県がんセンターの伊東直哉医師に、その理由を聞きました。
伊東医師は「3回目接種の効果がよく知られていなかったり、副反応を心配する人が多い」といったことや、「仕事が忙しく副反応などで休みたくないなどの事情も影響しているのでは」としています。
ただ、そんな若い世代に向けた体制があることも知ってほしいと話します。
まず「LINEでできる大規模接種会場での接種予約」です。愛知県の大規模接種会場はLINEで予約できるようになっています。
自宅や職場から接種会場までが遠いという人は「接種可能な身近なクリニックをネットで検索」を勧めています。名古屋市ではホームページから検索すれば、簡単にワクチン接種をしている最寄りのクリニックなどを見つけられます。
【動画で見る】若い世代ほど進まぬ“ワクチン3回目接種”…医師「人にうつすウイルス量減らせる報告も」接種の必要性を指摘
伊東医師は「人にうつすウイルスの量を減らす報告もある。周りの人や家族を守るためにもワクチンを打つ必要がある」と指摘しています。