国内で初の感染者確認『サル痘』…感染する場合がある“3つのケース” 年齢・性別問わず感染の可能性あり
25日、国内で初めて「サル痘」の感染者が確認されました。厚生労働省によると、人から人への感染経路は次のようにまとめられています。
感染した人の「発疹・体液・血液に直接触れる」「長時間の飛沫」「寝具などと接触する」、こうした場合にうつる可能性があります。
またWHOがおよそ1万人の患者を対象にした分析によると、98.8%は男性だとしています。ほとんどが男性間での性的接触があったという報告があるそうです。
ただ上記の様な接触があれば、年齢・性別問わず感染することがあります。実際、女性・子供の感染例も数は少ないものの存在しています。
サル痘の感染については、WHOのテドロス事務局長が「偏見などがないように」と強調しています。
サル痘の症状は発熱や頭痛、ボツボツとした独特の発疹などです。ただし、多くの場合は2週間から4週間で自然に治ります。さらに天然痘ワクチンで、85%の発症予防効果が確認されているほか、手指消毒で感染リスクを低減することができます。
感染に注意は必要ですが、冷静な対応が呼びかけられています。