三重県の四日市市民なら誰もが知っている「大入道(おおにゅうどう)」と「こにゅうどうくん」は、市民に愛される名物キャラクターだ。

 四日市市総合会館には「大入道」が展示されている。

四日市市の担当者:
「これは大入道の模型になっておりまして、高さ4メートルほどです。本物の大入道は高さ9メートル、これの約2倍強くらいの大きさがございます」

【動画で見る】四日市市民なら誰でも知っている…名物キャラ『大入道』

 大入道は大四日市まつりでお披露目されるが、日本一高いからくり人形といわれている。江戸時代に悪さをするたぬきを追い払うために作られたとされている。

四日市市の担当者:
「首が伸び縮みしますし、結構インパクトデカいので、だいたい小さい子は泣いちゃいます。目がパッと開いた時と、舌が伸びるのが同時なんですけど、すごく怖いんです、その瞬間が」

「大入道」の子供という設定の「こにゅうどうくん」は、四日市市でかわいがられているマスコットキャラクターだ。首は伸びないが、舌は伸びる。

同・担当者:
「伸ばしたい願い事をしながら引っ張ると、その願いが叶うと…」

「大入道」、「こにゅうどうくん」親子は四日市市民に欠かせない存在だ。