好成績の裏に“米国仕込み”の思考…バンテリン東海クラシックに出場する大西魁斗「ゴルフは自分との戦い」
9月29日開幕の男子ゴルフ「第52回バンテリン東海クラシック」に出場する、大西魁斗選手(23)。名古屋市出身で、9歳からアメリカに渡りゴルフの腕を磨いた“逆輸入型”のゴルファーです。
9月4日、フジサンケイクラシックで初優勝した大西魁斗選手(23)。
大西選手:
「一人でアメリカに行ったっていうのもあって、すごい苦しい思いとか悲しい思いとかもしたんですけど、本当に今日勝てて、今までの苦労といいますか、努力が報われたんじゃないかなと思います。世界一を目指して、まず今年は日本の場で戦って(腕を)磨いていきたいなと思います」
名古屋市名東区出身の大西選手。言語学者の父の勧めで、9歳のときにアメリカへ語学留学。海を渡った先でのめり込んだのはゴルフでした。
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大西選手:
「タイガー・ウッズが練習しているところを、みんな座って見るっていう。アメリカに行って良かったなと思うのは、身近でそういうのを見るのは日本では難しいので」
その一方で勉学にも励み、名門・南カリフォルニア大学に進学。
大西選手:
「向こうにいた時に週末は日本の学校に行ってたので。月から金は現地の学校に行って。でも英語の方がスラスラ出てくるかなと思います。ゴルフとは、本当に自分との戦いだと思いますよ。アメリカは結構メンタルトレーニングみたいなのはすごくやってるので。1個のミスで落ち込んでも、次のショットに影響してくるので。考えていいことと、考えない方がいいことってある訳じゃないですか。上手い選手はそれができてるんじゃないかなと思います」
去年、日本でプロ転向し、好成績を残しているウラには、アメリカ仕込みの考え方がありました。
大西選手:
「世界一になりたいですけど。まずは目の前にあることを少しずつ達成して、そこでいずれ自分の目標に行けたらなと思います」
アメリカで腕を磨き、世界を目指す大西選手ですが、地元での試合では楽しみなこともあるようで…。
大西選手:
「名古屋と言ったらうなぎですかね。うなぎは日本でしか食べないです。美味しいものをたくさん食べて、その週を迎えたいなと思います」