鎌倉ハムが、名古屋市中村区に「癒し」をテーマにしたカフェをオープンしました。定番商品を使ったサンドなどが好評です。

 中村区の名古屋環状線沿いに2022年8月にオープンした「KWカフェ」。60年以上のロングセラー・Kウインナーなどを製造・販売する鎌倉ハムの製品が、オシャレなカフェメニューになりました。

 店名の「KW」は「Kウインナー」のことです。そのウインナーを使った自慢のメニューが、ウインナーたっぷりのオムレツをほんのり甘いワッフル生地でくるみ、さらに1本のせたメニューです。

【動画で見る】60年以上のロングセラー…鎌倉ハムの『Kウインナー』がおしゃれに味わえるカフェ 発祥の地・名古屋に誕生

 他にも、ワッフルに熟成ハムと、とろとろ卵をのせたものや…。

 スーパーでは手に入らない、業務用のチャーシューを使った焼き豚丼など、多彩なメニューが揃っています。

 店の奥にはゴルフスタジオを併設。シミュレーションゴルフが3台設置され、食べて体も動かせるカフェになっています。

 店をこの場所にオープンしたのには意味がありました。

鎌倉ハムの取締役:
「こちら(中村区)がKウインナーの発祥の地となっておりますので。地元に根付いた商品として、カフェとかのアンテナショップをやってみたいなと思ってオープンさせていただきました」

 鎌倉ハムは明治時代の1887年、神奈川県で創業しましたが、関東大震災で被災した際、美味しい豚が育っていた東海地方への移転を決めました。

 中村区の工場で誕生したのが、Kウインナーでした。そんな『地元発祥の商品をもっと知ってもらいたい』と、カフェをオープンしたといいます。

 工場直送の販売コーナーもあり、国産豚のひれ肉を使ったここでしか買えないハムや…。

 1メートル以上もある大きなKウインナーの抱き枕など、個性豊かな商品が並んでいます。

鎌倉ハムの取締役:
「体を動かして、リフレッシュできる空間と思っていただけたらいいかなと思います」