招き猫の「右手上げ」「左手上げ」の意味は?巨大招き猫が出迎える愛知・瀬戸市の『招き猫ミュージアム』
愛知県瀬戸市の「招き猫ミュージアム」は、全国各地の5000点の招き猫を楽しむことができる施設だ。
名鉄「尾張瀬戸駅」から瀬戸川沿いに歩いて8分ほど行くと現れる、巨大な招き猫。
招き猫の博物館「招き猫ミュージアム」だ。
【画像で見る】全国各地の約5千点がズラリ…愛知・瀬戸市の『招き猫ミュージアム』染付の体験も
その名の通り、店内はネコばかり。
瀬戸市の誇り、藤井五冠の偉業を称える招きネコもある。
ミュージアムは2階で、全国各地の招き猫、約5000点がずらり。
招き猫には『右手上げ』と『左手上げ』があり、それぞれ意味があるという。
学芸員:
「左が『人』、右が『お金』を招くという意味です」
そして、両手上げもあった。
学芸員:
「両手上げっていうのはこういう感じです。1体で2役やっちゃおうと…」
招き猫の三大産地は、愛知の瀬戸焼と常滑焼、石川県の九谷焼で、それぞれ特色がある。
常滑はスタンダードな「ふっくら」した体つき。
瀬戸はスリムで磁気のなめらか肌が特徴。
九谷は絵付けが華やかになっている。
招き猫ミュージアムでは染付体験もできる。まずは鉛筆で下書きし…。
濃淡を意識しながら絵付けをする。
焼きあげて完成だ。
「招き猫ミュージアム」は、招き猫の歴史や文化にも触れることができる施設だ。