日本最大級のチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」が開幕し、熱狂的なファンが詰めかけました。

 開店前から外に出るほどの行列ができた、名古屋市中村区の「ジェイアール名古屋タカシマヤ」。

 開店前に優先入場券が発行されるなど、混雑を緩和する対策が取られましたが、会場は瞬く間に大盛況となりました。

【動画で見る】“4割超の人が3万円以上使う”との調査結果…チョコの祭典「アムール・デュ・ショコラ」開幕 ファンで大盛況

 世界中から150ブランド、およそ2500種類のチョコレートが集まったアムール・デュ・ショコラ。

男性客:
「5~6万円くらい(買おう)かなと。甘くて幸せになれるので」

 甘いチョコについ財布の紐が緩むようで、タカシマヤが行ったアンケートによると、4割を超える人が3万円以上使うということです。

 滋賀県に本店を置く「クラブハリエ」のレジには、大きなかばんを持参しているお客さんがいました。

女性客:
「結構たくさん買いました。金額は決めていなくて、欲しいものはとりあえず全部買いたいなって。ほぼ全部自分用です」

 パンフレットには付箋がいっぱいです。

同・女性客:
「買いたいものを忘れないように、見ながら買い物しています。(付箋の数だけ)できれば買いたいです」

 期間中は20人を超える有名パティシエが来店しますが、箱にサインをもらう人もいました。

女性客:
「うれしい、もう幸せです。去年は結構いっちゃって、18万円くらい使っちゃいました。(今年も)たぶんそれくらいいくかなって。このイベントのために毎日仕事を頑張っているので」

 2人で来た女性の目的はかわいいパッケージ。

女性2人組:
「パッケージとか見て、かわいいのを買っています」
「かわいい缶とかを見ると買っちゃいます」


いちごのスイーツが有名な「AUDREY(オードリー)」の、期間限定のイラストが描かれた瓶がお目当てのようです。

女性2人組:
「これは毎年買っています。シリーズで、毎年ちょっと柄が変わるので、レースとかボタンとか入れて使っています」
「中身よりも外見で」

 マスクにバームクーヘン、ネクタイにはチョコレートが描かれた男性もいました。この日への気合いが感じられます。

男性客:
「オードリーのマグカップが欲しかったので、買えたのでよかったです。ここ好きですね、サブリナさんのクロワッサン」

 しかし、大量買いの裏には悩みもあるといいます。

同・男性客:
「家に保存できないので、職場の冷蔵庫に放り込んでます。職場で食べてる時に勝手に持っていかれます」

 男女問わず、チョコレートにメロメロになる「アムール・デュ・ショコラ」は、バレンタインデーの2月14日まで開かれています。