節分を前に、進化した「5色の恵方巻き」が名古屋に登場しました。

 2月3日の節に、今や欠かせない食べ物といえば「恵方巻き」です。一般的には海鮮や玉子などを海苔で巻いたものですが、名古屋に新しく登場したのは、緑・赤・白と何ともカラフルで写真映えしそうな恵方巻きです。

 作っているのは、あおなみ線のささしまライブ駅前にあるストリングスホテル名古屋です。

【動画で見る】5本セットは1万円…ホテルから写真映え必至の「カラフル恵方巻き」肉たっぷり、イタリアン風からデザートまで

ストリングスホテル名古屋の石川さん:
「ちょうど今年の1月21日にホテルが7周年を迎えまして。去年、色をテーマにしたアフタヌーンティーをやっていて、すごく好評だったんですね。なので5色をテーマにした恵方巻きを作ってみようということで」

 ホテルが作っているだけあって、中身は豪華です。ズワイガニやマグロを贅沢に使った海鮮の「黒」。

 牛タンや北海道産のしほろ牛のローストビーフが中に入り、海苔の代わりに皮も中身も真っ赤な紅くるり大根で巻いた、お肉たっぷりの「赤」。

石川さん:
「中にお肉が2種類入っていて、外側には大根を巻いて、シャキシャキとしたような食感も楽しんでいただけるような内容になっています。外側の大根がすごくさっぱりしているので本当に(肉と)バランスがいいというか、絶妙なアクセントになっていますね」

 斬新な「黄色」は、スモークサーモンやいぶりがっこ、チーズをサフランライスと合わせ、海苔の代わりに生ハムを使っています。

石川さん:
「ワインにも合うような恵方巻きになっているんですけれども、イタリアンみたいな、洋食を食べているような感覚になれるかなと思いますね。いろんな楽しみ方ができるような恵方巻きに、今回なっているかなと思います」

 高菜で巻かれた「緑」は、揚げと旨煮、2種類の海老を使った天むす風です。

 そして「白」はデザート恵方巻き。レモンクリームが入った白いロールケーキに、青いマカロンをトッピングしています。ごはんの恵方巻きを食べ終わった後にと開発したそうです。

 このユニークなカラフル恵方巻きは単品で2600円、5本セットで1万円で、予約は1月29日までということです。