先代は内閣総理大臣賞受賞…オーダーメイドで寝具作る名古屋の『丹羽ふとん店』5代目も技能グランプリで優勝
名古屋市熱田区の「丹羽ふとん店」は、オーダーメイドで寝具を作る店です。店主の親子は共に高い技術の持ち主で、数年先まで注文が入っています。
熱田区河田町の「丹羽ふとん店」。オーダーメイドのふとんが人気の店です。
4代目の丹羽正行さんは技能グランプリで優勝し、内閣総理大臣賞を受賞したこともある腕の持ち主で、5代目の拓也さんも技能グランプリで優勝するなど、技を高く評価されています。
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4代目の丹羽正行さん:
「うちのふとんは昔からの木綿綿で作ったふとん」
敷ふとんはしっかりとした作りです。
「敷ふとん」(3万3000円~)
この店のふとんの特徴は、角にあります。
丹羽さん:
「(角まで)しっかり入れるというのが、なかなか難しい技術なんです。そういう技術を高めて、一生懸命やらさせてもらって、それで賞をいただくと…」
取材に訪れた時に作っていたのは、2017年に受けた注文でした。5年待ちです。
丹羽さん:
「毎日作っているんですけど、全然間に合わないものですから…」
座布団も、綿がしっかりと入っています。
丹羽さん:
「私たちのふとんは型崩れがあまりない、ただギューっと詰めているだけじゃなく、形を作ってそれを布の中に入れるという技法をやらせてもらっています」
軽くて持ち運びもしやすい、昼寝用のふとんもあります。
「お昼寝ふとん」(2万3100円~)
「お昼寝ふとん」は1年ほどで手に入るということです。丁寧な手作業で作られたふとんを待つのも、楽しみの1つです。
2022年12月22日放送