味噌文化の中であえての“ソース”…岐阜・瑞穂市に『ソースカツ丼』専門店 立体的な盛りつけでご飯に馴染む
岐阜県瑞穂市にあるカツ丼の店『そーすどん』が、味と蓋が閉まりきらないほどの盛りつけで話題になっています。
2023年3月に、瑞穂市にオープンしたカツ丼の店。
客のもとへ運ばれているのは、蓋が閉まりきらないほど盛りつけられた、エビカツとヒレカツがのったカツ丼です。
女性客:
「味噌ほどくどくないけど、そこまであっさりもしていないので、中間という感じで私は好きですね」
男性客:
「肉のうまさが際立ちます。味噌だとどうしても味噌が強くなっちゃうんで」
店名はズバリ『そーすどん』。この店のカツは、ヒレカツもエビカツもソース味です。2種類のカツを一度に楽しめる「ミックスA」が一番人気。
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豚肉はしっかり叩いて繊維を潰すことで、噛み切りやすくしてあります。幅広い年齢層に食べてもらえるようにと試行錯誤した結果、この薄さにたどり着いたといいます。
細かめのパン粉を使うことで軽い食感に仕上げます。
ほどよい甘みとコク、酸味を抑えたこだわりの自家製ソースにカツをくぐらせ、立体的に盛りつけて完成です。
この盛りつけは、SNS映えのためだけではなく…。
店長:
「平べったくやるとカツの上だけにソースがのっかって、ご飯の方にたれないですよね。山にするとご飯にたれて、お椀の形にソースが馴染んでいくのがいいかなと思っていますけど」
ソースカツの専門店にした理由を聞きました。
店長:
「東海地方は味噌が主流で味噌文化と言われますけど、味噌ばっかり食べるというのも飽きてきちゃうと思うんですよね。その間にソースカツ丼も食べていただければ、10人中8人ぐらいまでが美味しいとリピーターになってくれるお店を作っていきたいと思っています」