刀鍛冶のスタミナ食…岐阜県関市に多い『うなぎの名店』160年続く店には“リアル湯婆婆”と噂の女将
刃物の街として知られる岐阜県関市は、刀鍛冶のスタミナ食として昔からうなぎが食べられていたといい、市内には多くのうなぎの名店があります。
その一つが、ミシュランでも紹介されたこともある関市本町の「うなぎの名代 辻屋」です。
5代目店主の加藤友巳さん:
「僕は5代目です。160年続いている店なので。うちはかば焼きという」
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5代目が「焼きから始まって焼きで終わる」というほどこだわっている焼きは、もちろん炭焼きです。
加藤さん:
「そのままに勝るものはない。見ながら、音を聞きながら焼いていく」
煙の出方や量も見極めて焼きあげると…。
加藤さん:
「ご存知のように、うなぎ屋というのは継ぎ足し継ぎ足しのタレなので、もう160年。食べていただいて分かると思うんですけど、パリッと中がフワッとジュワッと感じ」
あっさりしたタレがクセになる「上丼(肝吸い・漬物付き)」は3250円です。
外はサクッとしていて中はふんわり。うなぎを噛んだ瞬間、“ジュワッ”と感じることができます。
辻屋のもう一つ名物が「リアル湯婆婆」とも噂される女将さんです。
女将さんは加藤さんの母親で、息子の加藤さんでも髪の毛を下ろした姿を1度か2度しか見たことがないということです。
2023年6月22日放送