「発明は簡単には転がり込んでこない」ノーベル化学賞候補の中部大学・山本卓越教授“ルイス酸触媒”長く研究
10月4日は「ノーベル化学賞」が発表されます。中部大学の山本尚(やまもと・ひさし)卓越教授は「ルイス酸触媒」を長く研究していて、受賞が期待されています。
中部大学の山本尚卓越教授(80)は、物質同士の反応を活発にする触媒の一種「ルイス酸触媒」を長く研究していて、化学賞の受賞が期待されている1人です。
中部大学の山本尚卓越教授:
「発明とか発見とかというのは、そう簡単には転がり込んでこないんですね」
近年は、医薬品の材料として注目の化合物「ペプチド」を効率よく作る方法を発見するなど、研究を続けています。
中部大学の山本尚卓越教授:
「衰えてしまっている日本の創薬が息を吹き返すはずだと。化学的な技術を私たちは提供したい」
ノーベル化学賞の発表は、10月4日午後6時45分ごろです。
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