定員400人に2249人の申込が…愛知県主催の“大規模婚活”が好評 ジブリパークある公園で運命の出会いを応援
愛知県は10月7日、977万円を予算計上して400人規模の「婚活イベント」を開催しました。会場は、ジブリパークのある長久手市の「愛・地球博記念公園」です。
婚活イベントは、20歳から39歳までの男女を対象に開催されました。愛知県が行った意識調査では、独身男女の8割以上に結婚願望がある一方、「結婚したい相手に巡り合わない」という悩みが最多でした。
30代男性:
「先輩に誘われて、僕もそろそろそういう歳かなと思ったので」
30代女性:
「職場は女性が多いので、なかなか出会いはないですね」
愛知県が『おせっかい役』となって出会いの場を用意したところ、400人の定員に2249人もの申し込みがあったといいます。
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5年間付き合っていた彼女と半年ほど前に別れたという39歳の男性が、新たな出会いがあればとやってきました。
39歳の会社員男性:
「多少は緊張しています。気が合う女性がいたらいいなと思っています」
男女6人のグループで公園を散策し、「ジブリ作品のオブジェを探してきてください」というプログラムをこなします。
39歳の会社員男性:
「あれですか?あれが千と千尋の?」
30代女性:
「千と千尋っぽいから、千と千尋なんじゃない?あっいますね、ちゃんと」
初めての共同作業で、映画『千と千尋の神隠し』に登場する石のオブジェを発見しました。
女性陣との記念撮影を試みますが…遠慮されて叶いませんでした。しかし、気になる相手と連絡先を交換し、第一歩は踏み出せそうです。
39歳の会社員男性:
「(連絡先を)渡したり渡されたりとかはありましたので。10人くらいですかね。忘れられない人がいるよりも、他の人にいけたらいいのかなと思ったんですけど、まだ分からないですね」
婚活を主催した愛知県も、運命の出会いを応援しています。
愛知県福祉局子育て支援課の課長補佐:
「素敵な出会いがあったということをお祈りするのはもちろんなんですけれども、今日をきっかけに、もっと今後も結婚や婚活に前向きに積極的になっていただけたらと思っております」