きっかけは2つ年上の兄…RIKUこと平野莉玖さんがCDデビュー アパレル業との“二刀流”に「名古屋引っ張っていく」
名古屋出身のアーティスト・RIKUさんこと平野莉玖さんが20日、CDデビューしました。音楽とアパレル会社の社長業をこなす「二刀流」です。
RIKUさんが20日、CDデビューしました。本名は平野莉玖(りく)さん(24)です。
RIKUさんがダンスを始めたのは5歳の頃です。2つ年上の兄に影響を受けました。
RIKUさん:
「好きなのはジャスティン・ビーバーさんとか、そういう歌って踊れるようなアーティストで、みんなをハッピーにできる存在になれたらなと思います。(ダンスを始めた)きっかけは兄弟なんですけど、兄がやっていて、僕はずっとスタジオに一緒について行っていて、『僕も踊りたい』って」
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RIKUさんは子供の頃、ダンス大会で何度も入賞していて、小学生ラッパーとして知られていました。
しかし…。
RIKUさん:
「高校入るタイミングで、(音楽を)1回やめてしまって。21歳になるぐらいの時に、普通に就職して働いていたんですけど、自分は何が好きなんだろうと考えた時に『服好きだな』と」
RIKUさんは、「好きなことは何でもやってみる!」と一旦音楽活動を休止し、ファッションの世界へ。自ら社長となり、アパレルブランド「RKS RICKY(リクスリッキー)」を立ち上げました。
RIKUさん:
「自由をテーマにやっていて、時にはキレイめなファッションをやったりだとか、時にはカジュアルな服を作ったりとか、時にはごりごりのストリートファッションをやったりだとか、『自由に服を作る』というのをテーマにしているブランドです。イチオシは『ニューエラ』さんのキャップですね、コラボの。憧れていたブランドさんとコラボできるっていうのがすごく感慨深い」
創業から3年で一躍人気ブランドになり、500点以上のアイテムを販売しています。
そして2022年、満を持して音楽活動を再開しました。
サウンドクリエーターの井筒“Growth”伸太郎さん:
「今日も高いところの声を結構出してもらうんですけど、そういうところの声にすごく色気がありますよね。RIKUくんの声だからこその良さを引き出すのが、これからのレコーディング」
自ら作詞も手掛けるRIKUさん。アパレル業と音楽活動の二刀流です。
RIKUさん:
「僕はやりたいと思ったことを全力でやるタイプなので。本当に些細な事でも、ちょっとした事でも、気になったことはやっちゃうんですよ、全部。音楽の力って改めてすごいなと思ったのが、人間を動かすじゃないですか。今後、自分もそういう影響を与えられるアーティストになりたいなって。これからも名古屋を引っ張っていく思いで頑張っていきたいなと思っています」