メジャーリーグのドジャースに移籍した大谷翔平選手からのグローブが、愛知と岐阜にも届きました。“大谷サンタ”からのクリスマスプレゼントに、子供たちはさっそくキャッチボールをするなどして楽しみました。

 25日午前11時、愛知県の蒲郡市役所に段ボール箱が届きました。白手袋をつけた職員が慎重に封を開けると…。

蒲郡市の副市長:
「すごいかっこいいグローブだなと思いますね」

 ついに、“大谷グローブ”が届きました。

 大谷翔平選手は、全国全ての小学校およそ2万校に、右利き用のグローブ2個、左利き用のグローブ1個を寄贈すると発表していました。各市町村が受け取りの希望日を回答していて、最も早く受け取れるのが25日のクリスマスでした。

蒲郡市の教育長:
「蒲郡に確かに届きました。(市内)13校に4つの車に分かれて届けに行きます」

 蒲郡市の小学校は冬休みでしたが、教師が拍手でグローブを迎え、スーパースターからの贈り物を前に、子供のように大はしゃぎしていました。

【動画で見る】“大谷翔平サンタ”から「野球しようぜ」全国の小学校に贈ると発表していたグローブが到着 教師まで大はしゃぎ

塩津小学校の校長:
「1月9日が3学期の始業式です。全校児童が1度はまずグローブに触れる機会を設けて、誰でも手に届く所に置いて、いつでも触れるようにしたいなと思います」

 岐阜県羽島市にも、グローブが到着しました。

羽島市教育委員会学校教育課の担当者:
「子供たちにとって素敵なクリスマスプレゼントになると思います」

 羽島市の小学校は26日から冬休みです。子供たちと一緒に開封し、特別に校長室でキャッチボールをしていました。

小学6年生:
「本当に嬉しいです。これを通して、野球にもっと興味を持てたのでよかったです」

別の小学6年生:
「25日というクリスマスの日に最高なプレゼントをもらえて、とても嬉しいです」

 グローブには、大谷選手からの手紙も添えられていました。

<大谷選手からの手紙>
「メジャーリーガー、大谷翔平です。私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ」

 全校集会で“大谷グローブ”が届けられたことが伝えられると、早速、校長が全てのクラスを回って児童らに触らせていました。

 “大谷サンタ”からのクリスマスプレゼントは、子供たちにとって素敵な思い出になりました。

子供たち:
「大谷選手、ありがとう!」