マグロに見えるのはパプリカ…岐阜県各務原市に“野菜のお寿司”が人気のカフェ 飲食経験ゼロの店主が一念発起
岐阜県各務原市のカフェに、寿司ネタが野菜で出来ている『野菜のお寿司』が登場し、人気となっています。
2024年2月、各務原市にオープンしたカフェ「Sora*ne(そらね)」。
人気メニューは野菜をネタにしたお寿司です。マグロのように見えるパプリカや、桜を添えた大根、旬のタケノコまであります。
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フォレストカフェSora*neの副島弘美さん:
「こちらが菜の花とわさび菜でございます。しその上にシイタケがのっているんですけれども、それをカブで巻いております」
女性客:
「シイタケが挟んであってちょっとよく分からずに食べたんだけど、シイタケの味が食べた時にいい感じ」
別の女性客:
「(野菜だから)罪悪感のないお寿司で、いくらでもこれはお腹に入りますね」
シャリも普通の寿司店とは違い、地元・岐阜県産のハツシモの玄米を使用しています。
ネタもなるべく地元の野菜を使うなど、地産地消にこだわっています。
副島さん:
「味付けも普通の漬物では、塩分とか考えなきゃいけないし楽しくない。だから塩分控えめでも充分ゆっくりかんでいただくと、味がまろやかに出るという形にしたかったんです。やはり玄米をおいしく皆さんに食べていただきたいなという事で、野菜のお寿司にしたんです」
副島さんは2月に店を立ち上げるまで飲食店の経験はなく、これまでアパレル・化粧品販売・エスティシャンなどを経験し、70歳にして飲食の世界へと飛び込みました。
副島さん:
「内面からもキレイにしないと、お肌ってキレイにならないよねという事が勉強して分かって、やはり食だよねと。今まで極めてきたものを形にしたいなと」
メニューは野菜寿司ランチの他にも、テイクアウト限定の野菜の稲荷ずし弁当などがあり、春のピクニックにもぴったりです。