故郷で思わず“感動の涙”…パリ五輪代表・レスリング女子の藤波朱理が壮行会で「金メダル宣言」
パリオリンピックで金メダルが期待されている、レスリング女子53キロ級の藤波朱理(ふじなみ あかり)選手は6月23日、地元の三重県四日市市で行われた壮行会に出席しました。子供たちからの応援に涙を流し、金メダル獲得を誓いました。
藤波選手は2023年9月の世界選手権で見事優勝し、パリオリンピックの代表に内定。中学時代から続く連勝記録は、吉田沙保里さんを抜いて133連勝とし、金メダルの最有力候補です。
しかし3カ月前には左肘を脱臼し、手術していました。
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藤波選手:
「それも完全に治って、レスリングの感覚だったりとかも完全に戻ったと言えるほど戻ったので、そこは心配なく」
オリンピックは万全な体で迎えます。23日に四日市市で行われた壮行会には、地元のスターにエールを送るため、240人を超える関係者が出席しました。
藤波選手は所属していたレスリングチームの子供らから歌が贈られると、思わず涙…。
藤波選手:
「泣いてないです。こんな予定はなかったんでけど、小さい子たちの歌声に力をもらって、感動の涙です。ありがとうございます」
壮行会の最後には、オリンピックに向けて決意を語りました。
藤波選手:
「私もオリンピックを見て夢をもらって、元気をもらって、勇気をもらったうちの1人です。今度は私が与える番だと思っています。パリの舞台に行って、マットに上がって戦うのは私1人かもしれないですけど、ぜひ皆さん画面越しで私にパワーを送って一緒に戦ってください。皆さんのパワーをエネルギーに全て変えて、私は必ず金メダルを獲得するので、一緒に最高の景色を見に行きましょう」
藤波選手は、8月7日にパリオリンピックの初戦を迎えます。