悪臭放つ“黄金のペットボトル”も…高速道路のIC等で相次ぐ不法投棄 トラックからのゴミ投げ捨てが防犯カメラに
高速道路でのゴミの不法投棄が相次いでいて、NEXCO中日本などは7月8日、愛知県一宮市の尾張一宮PA付近でゴミ拾いを行いました。ゴミの中には“黄金のペットボトル”と呼ばれるものも多くありました。
愛知県小牧市の名神高速・小牧ICを撮影した防犯カメラには、高速道路をおりたトラックからゴミが投げ捨てられる様子が映っていました。このトラックは、続けざまに2つ、ゴミを投げ捨てました。
高速道路でのゴミの不法投棄が相次いでいます。7月8日、小牧IC付近の法面を確認したところ、カラのペットボトルや弁当の容器など、あちこちにゴミが捨てられていました。
【動画で見る】悪臭放つ“黄金のペットボトル”も…高速道路のIC等で相次ぐ不法投棄 トラックからのゴミ投げ捨てが防犯カメラに
NEXCO中日本の担当者:
「ポイ捨てしたものが風に吹かれて出てきたりといったことが多くなってきていますので、パンクの要因の一つになると思います」
さらに、“大迷惑”なゴミまでありました。
NEXCO中日本の担当者:
「いわゆる『黄金のペットボトル』と呼ばれているものです」
黄色の液体が入ったペットボトル、その正体は「尿」です。トイレの時間を節約するために、尿をペットボトルに入れてポイ捨てする行為が行われているといいます。
NEXCO中日本の担当者:
「ものの10分ぐらいで集めたもので計4本。精神的にも肉体的にも、両方ともの苦痛が伴います。こんな所に捨てないでほしいというのが、本当の気持ちです」
NEXCO中日本は8日午後、愛知県トラック協会などと尾張一宮PA付近でゴミ拾いを行いました。
ここでも、“黄金のペットボトル”が見つかりました。
作業員:
「何とも言い難いです。くさいです」
別の作業員:
「腹立ちますよね。トイレに行けばいいのに」
NEXCO中日本の担当者:
「1人1人のモラルということ以外に、責任者の方から『ゴミを捨ててはダメだよ』と教育・指導が必要だと思います」