「市民の方がライターで自ら火だるまに…」市役所で刃物持った男が液体をまき放火 “緊迫の庁内”職員が語る
愛知県高浜市の高浜市役所で7月16日午後、刃物を持った男が灯油とみられる液体をまいて火をつけ、4人がケガをしました。市の職員が事件当時の緊迫した様子を語りました。
■市役所が騒然「ガソリンのようなものをまいて火をつけた人がいる」と通報
警察と消防によりますと、16日午後3時ごろ、高浜市役所で「ガソリンのようなものをまいて火をつけた人がいる」などと通報がありました。
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■居合わせた職員が明かした緊迫の現場
事件発生時に現場に居合わせた市の職員が午後5時すぎ、取材に応じ、緊迫した当時の状況を語りました。
高浜市役所の職員:
「市民の方が叫びながら、市役所の庁内に入ってまいりました。灯油の入ったペットボトルを何本か持っていましたけれども、まず我々にぶちまけました。椅子を投げたりとか、全く落ち着きませんで、最後は市民の方が自ら灯油を体にかけまして、自らライターで火をつけて、火だるまになった」
■納税に関する相談で度々役所を訪れていた男
市の職員によりますと、男は納税に関する相談で度々高浜市役所を訪れていたということです。捜査関係者によりますと、男は市の職員とみられる人の名前を叫んでいたということで、警察は何らかのトラブルがあるとみて、詳しく調べる方針です。