7月22日、一部区間で運転を見合わせた東海道新幹線は、混乱が解消され、一夜明けた23日、始発からようやく動き始めました。

 払い戻しを求める人などで22日は、きっぷ売り場が大混雑しました。これからのシーズンは台風による運休なども予想されますが、新幹線の払い戻しについて調べました。

 乗客の都合ではなく、乗る予定だった新幹線が悪天候やJR側のトラブルで運休となった場合、乗車券・特急券ともに全額払い戻しの対象となります。

 例えば名古屋から東京までを新幹線で移動する予定だったところが、静岡までは行けましたが、そこから先が運休になった場合は、静岡から東京までの分が払い戻しの対象になります。

 また「もうこのまま名古屋に戻ろう」という場合は、静岡駅の改札を出ていなければ、帰りの運賃はかからないです。

【動画で見る】切符があれば“1年間有効”…新幹線トラブル時の『払い戻し』JR側の問題や悪天候などの場合は全額対象に

 今回も払い戻しで窓口に長い列ができましたが、すぐに払い戻し手続きをする必要はありません。JR東海に聞きました。

 今回のようなケースの場合、払い戻しは元の乗車予定日から1年間有効ということです。切符がないと払い戻しはできないので無くさないことが大切です。