藤井七冠「五輪で素晴らしいパフォーマンスをされる選手の方を見ると励みに」関西囲碁将棋記者クラブ賞の受賞式で
第32回関西囲碁将棋記者クラブ賞が8月1日、発表され、将棋の藤井聡太七冠と囲碁の井山裕太三冠が選ばれました。
関西囲碁将棋記者クラブ賞では、将棋は2023年度、囲碁は2023年の成績を対象に、関西の囲碁将棋担当記者による投票で選ばれます。
第32回の賞は、将棋では藤井聡太七冠が4年連続4回目、囲碁では井山裕太三冠が4年連続16回目の受賞となりました。
特別賞には将棋の藤本渚五段が選ばれました。
藤井七冠は2023年度、史上最年少で名人のタイトルを獲得し、史上初の八冠全冠制覇をしたことなどが評価されました。
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授賞式でのインタビューで藤井七冠は2023年度の対局について「実力以上の結果を残すことができた一年で、貴重な経験をすることができた」と振り返りました。
また、連日熱戦が続いているパリオリンピックにも触れ「将棋の場合は『背負って戦う』状況はそんなにないわけですけど、オリンピックで代表として試合をするというのはものすごい緊張感であったり、プレッシャーもあるものだと思いますし、そういった状況の中で素晴らしいパフォーマンスをされる選手の方を見ると、励みにもなるというか、私自身ももっと頑張らなければいけないなというところは感じる」と触れました。
2024年度は、関西将棋会館の移転が予定されていて、「将棋界にとっても一つの節目でもありますし、これを機に私自身も多くの方に楽しんで頂けるような将棋を指していけるように、より一層頑張っていきたいと思っています」と話しました。