防災用品を見て触って体感…『防災フェア』保存食など入ったリュックや大型ポータブル電源など 名鉄百貨店
最新の防災グッズなどを販売する「防災フェア」が8月21日から、名古屋市中村区の名鉄百貨店で始まりました。
南海トラフ地震臨時情報で防災意識が高まるなか、会場の名鉄百貨店にはポータブルの大型電源など最新グッズがズラリと並んでいます。
保存食や、懐中電灯などが入った防災リュックには、避難生活に役立つグッズが揃っています。リュックには被災した時、車中泊に役立つ、遮光カーテンや睡眠用のマットも入っています。
8日に南海トラフ地震臨時情報が発表され、防災意識が高まる中、名古屋の名鉄百貨店で始まった「防災フェア」には、災害で直面する様々なシーンに対応するグッズが集まりました。
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名鉄百貨店紳士営業部の担当者:
「今までは漠然とした備えだったと思うんですけれども、自分に最も役立つ防災グッズを、ぜひこの中からお選びいただけたらと」
車いすの被災者向けの防災用品もあり、車いすに取り付けると、てこの原理で持ち上げ、スムーズに移動できます。
ガレキなどで車いすが進めない状況でも、前輪を持ち上げることで、少ない力で移動でき、水などの重い物資の運搬にも活用できます。
名鉄百貨店営業本部の副本部長:
「東日本大震災で、車いす利用者の方をはじめとした介助される側の方だけでなく、その方のご家族であったりという方が亡くなられる比率が非常に高かった。安全な場所へ移動していただく、しかもできるだけ早く」
簡易トイレやベッドの組み立てなど、さまざまなグッズを見て触って体感できる「防災フェア」は9月3日まで開かれます。