歌手の一青窈(ひとと・よう)さんが8月23日、名古屋市瑞穂区の名古屋市立大学病院でライブを開きました。

 名曲「もらい泣き」を歌う一青窈さん。きょう、ライブが開かれたこの場所は名古屋市立大学病院です。

 闘病生活などで、音楽ライブに行くことが難しい入院患者などに楽しんでもらおうと、愛知県瀬戸市に本社を置く医療機器メーカーが支援し、企画されました。

 ライブでは一青窈さんの曲だけでなく、事前にリクエストのあったさまざまな名曲を披露しました。

【動画で見る】闘病中の入院患者等に力…一青窈さんが病院でライブ開催「誰かの元気になる歌が歌えたら」

入院する子供:
「(一緒に歌って)面白かった」

入院患者:
「生でお聞きすると、すごく胸にジーンと響いてきました」

一青窈さん:
「母が入院していた時に、抗がん剤治療よりもたった1回の音楽ライブを見に行った時の方がすごくキラキラした目をしていて。そんなふうに誰かの元気になる歌が歌えたらいいなと思った。たぶん死ぬまでこの活動は続けると思います」